私たち大人は子供たちにどのような未来を残すことができるのでしょう。子供たちにとって明るい未来とは何でしょう。

一人でも多くの子供たちが幸せになってほしいと思う私の願いが、神戸の「上里学園みらい塾」として誕生しました。そしてここには、多くの幸せな子供たちが育っています。
受験勉強だけが勉強ではありません。地球上の全ての生き物が、大自然の中で助け合い生きているのです。勉強はそのことを知るためにすることです。感ずる力、考える力、新しいものを生み出す力、思い遣りの心。人類社会だけでなく、大自然に貢献できる人を育てる。それが明るい未来に進む唯一の道であると思います。
もちろん、学力は必要です。学力とはテストで高い点をとることではありません。思考力、読解力の優れた子は本当の学力を身に着けています。
私たちと一緒に幸せな子供たちを育てましょう。

私は、いつも子どもたちと一緒に過ごすレッスンを心待ちにしています。
紙や鉛筆、ハサミなど手指をたくさん使うオリジナル教材を用いて、一緒になって楽しく活動しています。子どもたちは「描くこと」「書くこと」「ものづくり」が、楽しくてしょうがないようです。手先がどんどん器用になり、子ども同士の創作的な遊びも広がり、幼稚園や保育所、小学校へ通う日々もより楽しくなっていきます。また「読書」も積極的にレッスンで行っています。もちろん、子どもにとって、お母さんやお父さんやおじいちゃんやおばあちゃんなどの信頼のおける大人の方々からの「読み聞かせ」は、とても幸せな時間です。ですから、どんどん本が好きになっていきます。
レッスンの中では、さらに言葉を覚えたり、自分で本が読めるようになるよう、一緒になって「読むこと」を楽しんでいます。それは、将来、小学校からの勉強をしっかり支えていくだけでなく、精神の健やかな成長にもつながります。また、親や身近にいる信頼のおける大人との対話も、子どもの言葉の成長には欠かせないものだと考えています。

子どもが正しい日本語を使いこなして、言葉での表現がより豊かになるよう、やさしい言葉、思いやりのある言葉で、子どもの心に語りかけることから始めましょう。
すてきな未来をつくる子どもたちを一緒に育てましょう。