みらい通信

コラム

10月お話会より 「あやとり・手・指」

10月に行った保護者向けのお話会の時のひとコマです。輪にした毛糸を席に置いておきました。「それは、あやとりですよ!」と、声を掛けると、表情がパーっと明るくなり、子どもの頃に戻ったかのように指を動かしてあやとりを楽しまれていました。あやとりは、昔から親しまれている手や指を使う良い遊びなので、「みらい塾から、あやとりを流行らせましょう~!」と、お願いしました。ひもや毛糸があれば、すぐに用意ができるので、お家の中で過ごす時など、ご家族一緒に楽しむことができます。

また、普段レッスンで使っている上里教材を一緒に使って、楽しさを実感してもらったり、幼児期につけておきたい力をわかりやすくお伝えしました。その中で手や指を使うことの大切さもお話しました。

手や指の発達は、成長につれてだんだんと出来上がってくるものではありますが、便利になった現代においては、実はそうとも限りません。ボタン一つでできることが増え、いつの間にか手指を使うことが減っているのす。使わなければ、思うように動いてはくれません。ですから、幼児には、あえて親指、人差し指、中指を使う遊びや身の回りのこと(ハサミやクレパス、お箸、ボタンをかけることなど)を、毎日、少しの時間で良いので経験を重ねてほしいと思っています。

小学1年生になり、いざ鉛筆で文字を書こうとしても、手首がグラグラしたり、指先が動かなかったりすることがあります。普段から、遊びや身の回りのことで手や指を使い、様々な道具の扱いに慣れておくと良いですよ。

※あやとりを使う時は、大人が安全の配慮をお願いいたします。

みらい塾は、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。