みらい通信

コラム

卒業式を終えて

みらい塾神戸校では卒業式を行っています。2才児クラスから通ってくださるお子様もいらっしゃるので、最も長く通う子で10年という年月を一緒に過ごしています。今年も、6年生までの長いプログラムを立派に終えた子どもたちが巣立っていきました。子どもたちだけでなく、ご両親と歩んだ年月も同じですから、躾のこと、学習のこと、発達のこと、進路のこと・・・数え切れないほど話し合い、手を取り合って大切な子どもたちの成長を支え、一緒になって導いてきました。小さな頃のあどけない笑顔、小さな手のひらも、はっきりと覚えています。6年生ともなると、私達の身長を追い越してしまった子たちもいます。

「勉強する力(学ぶ力)」を養う教育を、様々な学習を通して2歳、3歳、4歳・・・6年生まで、ゆっくりと確実に、一人一人の子どもたちが健やかに育つようにと重ねてきました。

卒業証書である「卒業の証」は、学園長の上里龍生先生からの贈る言葉が書いてあります。

毎年、その言葉を声に出して伝えます。胸が熱くなります。「あなたが、良い未来を自ら創るのですよ。」と、心からの言葉を添えて卒業証書を手渡します。どの教科も、愛情にのせて、心に届くようにと教えてきました。

何を教えてきたのかと振り返ると、文章力を育てるんだ、難解な算数の文章題も自分の力で解ける力を育てるんだとレッスンを行ってきたはずなのに、作図を一緒にしながら、歌を一緒に歌いながら、あらすじを書きながら、難解な図形問題を解きながら・・・どう考えても、授業を通して、一心に子どもたちの心を育んできたとしか思えないのです。毎年、毎年そう感じます。引き続き、メカトロ教室での研究を続ける子もいますが、卒業おめでとう!と心から祝したいと思います。

みらい塾は、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。