みらい通信

コラム

手、指を使うことの大切さ

つまむ、にぎる、めくる、丸める、ぶらさがる、ボタンをかける、靴下を履く、のりで貼るなど何かをする時には、手や指を使います。今回は、ハサミを使うことについて2歳児のお話をしたいと思います。

まず、1回でチョキンと切れる小さなサイズの紙に線を書いたものを用意をします。そして子どもが、ハサミと小さな紙を持ち、線にハサミを合わせて「チョキン」と切ります。この時、大人は子どもの後ろから、手を添えて、同じ方向を向いてサポートすると、手や指をどのように使えば良いのかが分かりやすく、安心して練習することができます。

しかし、一度にたくさんすることはしません。2枚ぐらい切ったら「楽しかたったね。またしようね。」と言って、おしまいです。もう少ししたかったな・・・というところで終わりにして、今度のお楽しみにします。

最初は、しっかり線を見ていても線にハサミを合わせることができないこともありますが、だんだんできるようになってきます。

「できることをもっとじょうずに」を忘れず、小さな小さな積み重ねを大切にしていきます。

また、ハサミは扱い方を間違えは危険な道具になります。自分の指を切らないように使うことやハサミを人に渡す時はどうすればよいのかというマナーも伝えていきます。

子どもは、どんなこともやりたがりますが、マナーやルールの中で、道具を安全に扱うことを知り、さらに楽しい活動ができるようになるのです。ハサミが使えるようになることで、工作遊びが広がっていきますよ。

みらい塾は、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。